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たまには、自分の経験則から人事関連のお話をしたいと思います。

来年は社労士になる予定ですので、
(コンサル業務は3号業務で社労士でなくても相談受けても問題ないので)
ここで考えていきたいと思います。

もともと人事異動が恒常化してない企業
中小企業だとそんなにいくつも事業所や部署がないので
多く存在すると思います。

私も前職では
本部経営企画室⇒総務部⇒財務部 と異動し
最後は某事業所へ転勤異動になりました。

人によっては、仕事に関する考え方が一人ひとり異なると思います。

そこで大事なのが
「どうして、あなたを異動にするのか?」
というのを明確にビジョンを作らず、
中途半端にしていると会社の不信感が増幅します。

私が在籍中に、後輩が同じようなことで退職し、
私が退職した後も、異動がきっかけで退職している後輩を目の当たりにしてます。

私の場合、経営企画に興味があって入社したのですが、1年で
「総務に人が不足したので行ってくれないか」と言われ行きました。
それは、急な人材不足でもあったし、しばらくは
経営企画と総務をしばらくは兼任でいいという(プラスな)理由もありました。
この場合は、これまで経験のない総務(労務)業務もできて
両方できるという楽しみがあったからです。

そして総務で5年経験し、途中で課長にもなり、
社労士を目指せるところまで自分を高めることもできました。
そのあと、財務部が退職等で人員不足となり、財務部へと異動(2年)
最後に、(こちらも人がいないということで)某事業所へ異動し、
退職となりました。

最後の異動の時は、また「人がいないからの異動」という
一種のオオカミ少年的な感じも受け、大義名分を感じませんでした。
また、「くろちゃんに頼めば言うこと聞いてくれるよ」
という私のことをお人よしに見ていたのかな?
と勘ぐってしまいたくなります。
実際に異動となって、業務面でも最後は自分の考えている
「自分を高めていける業務」とは程遠く、勤務地も変わって
モチベーションが急激に下がっていったのを覚えています。

異動というのは、時には勤務地も変わるし、生活環境が大きく変わるものです。
特に、中小企業は異動や転勤についてきちんと契約や就業規則でうたっていない場合が多いです。
私の場合も、契約上は何も書かれておらず、入社前に転勤はなしというのを口頭では確認しておりました。

でも、会社が成長等していき、状況は変わることはよく起こりえることです。
その時に、事前にきちんとした理由・大義名分を当事者に伝えること、
中途半端に「困っているからお願いだから行ってくれないか?」
では、会社に不信感を感じ、社員の退職というのを何度も同じ轍を踏んでしまうでしょう。

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くろやなぎ

代表よかよかライフサポート
山形生まれ、仙台、横浜、和歌山、熊本、東京育ちで現在川崎市中原区在住 今では川崎フロンターレ愛にあふれ、どっぷりはまる。 「よかよか」は九州熊本の方言から。 「みなさんのお金の悩みを解決したい!!」 「夫婦生活をハッピーに」 を合言葉に現在奮闘中

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