2020年の経済展望
アメリカとイランの関係
年明けから、アメリカがイランのソレイマニ司令官を殺害したことにより、世界に緊張が広がりました。
そのため、第三次世界大戦は避けられないと煽っていた記事もありましたが、
実際はどちらも戦争は避けたいという思惑があり、このまま収束に向かっていくのでないかと思われます。
特にアメリカは今年は大統領選挙の年でもあり、
もし、戦争が起こった場合には、トランプ大統領の支持率が低下することはまぬがれないからです。
どうしても経済は、その時の政治に左右されてしまうものなのですが
逆に今年はわかりやすい年でもあります。
歴史は繰り返す?
これまでも、アメリカと中国との貿易摩擦の時もそうでしたが、
いったん株価の調整や為替が円高ドル安に振れたりしますが
問題が収束になるたびに、これまでの経済が活況なこともあり、
NYダウの最高値を更新したり、円安ドル高へと進んでいます。
この動きは大統領選挙まで続くのではないかと思います。
ただ、景気を維持するために、トランプ大統領が利下げの圧力をかける可能性があるので
その時は円高ドル安にいったん振れて調整するので、為替は上げたり下げたりのレンジ相場になるかもしれません。
よくご質問を受けるのが、「日本の景気(株価)ってどうしてアメリカに左右されるのですか?」
と聞かれるのですが、
簡単に言ったら
「アメリカが世界経済の中心だから」です。
「アメリカがくしゃみをすれば、日本は風邪をひく」というくらい密接した経済関係にあるのです。
東京五輪後にすぐには景気後退はしない
東京五輪後は景気が後退するという予想する人が結構多いみたいですが、
私個人の意見としては 日本はGDP(国内総生産)が500兆円を超える経済大国ということもあり、
オリンピック程度で経済に大きく影響するとはどうしても考えにくいんですよね。
それに、日本の政府はそんなことわかっているので、前から経済対策を考えて打っています。
なので私は、2021年まで日本の株価はピークをつけに行くと思っています。
(それ以降はわかりません・・・)

くろやなぎ

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