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労務相談

私自身、以前の会社で労務・総務を5年くらいやっておりまして、
また、現在社労士を目指して勉強中ということもあり、
友人・知人からよく労務相談を受けたりするのですが、
今回は特に結構ひどい案件なので少しお話したいと思います。

相談内容

A子さん(40代女性)
事務職パートで2年近く働かれている方なのですが、
(会社はIT業界の社員派遣業でして、パートにしてはいい時給だそうです)

契約時に「契約期間定めのない契約」で時給もそこそこ、
いい会社だと思ってここに決めたようです。

入社前までは社員1名、アルバイト1名の2名体制で管理部という部署があるのですが
いきなり社員が退職したので、
(後から社長のパワハラでやめたことを知ったらしいですが)
その補充としてA子さんはパートとして入社しました。

A子さんは、事務職でこれまで正社員経験も20年以上あって、
仕事もできる方なので、最初は厚遇されていてチヤホヤされたいたようです。

ですが、時間がたつにつれ、その状況が変わってきたそうです。

その原因の一つとして、

彼女は経験もあって、仕事ができるタイプだということもあり、
管理業務、全般について、「ダメなところはダメ」ときちんと意見していたそうです。

おそらく、それが時に(積もり積もったのかもしれませんが)
うざったく感じたのか、よく思わなかったのかはわかりません。

ただ、聞くところによると、この社長は、事務のこと、
特に給与や労務のことが分かっている風を装っているけど
よくわかっておらず、時々へんちくりんなことや、
労基違反なことを平気で指示してくることもあり
彼女がそれはダメなんじゃないかとか、きちんと意見をしていたらしいのです。

火種となった事件

また、この会社で雇われてIT業へ派遣されている社員の方と
出勤管理や給与のことで一連のやり取りを管理部の方が行うようですが、
聞いた話だと、モンスター社員がホント多いらしく、
わけのわからん理不尽なことを言ってくるらしいです。

私も聞いてて、わけわからんかったです(-_-;)
(もちろん、中にはすごく腰の低いいい人もいっぱいいるようですが)
あまりにも、ばかなことを言ってくるから、
(社長が注意しないというか放任していたので)
そのA子さんが会社を代表して注意してたらしいです。

それに対して、挙句の果てそのモンスター社員は
「あなたは社員の味方をせず、会社の味方なんですね」
とか言って、「それなら会社を辞めます」とか脅してくる始末。

社長をはじめ、管理部では社内のメールのやり取りを見ることができるらしくて
最初は、こういったやり取りに関して、容認していたようです。

ただ、急に会社を辞めると言ってきたとたんに、
社長が、A子さんに対して「会社に損害を与えた」といって責任を擦り付けてきたそうです。
しかも、始末書まで書かせる始末。

そして、すごいことに「契約期間の定めのない契約」で「週5回、1日6.5時間」の
勤務契約書を交わしているにもかかわらず、
責任を取らせる懲罰的な意味合いも込めて(と推測される)

契約期間を「1か月ごとの更新」「週3日、1日3時間」

というあまりにも理不尽な契約の更新を迫ってきたらしいです。

しかも、社長曰く、「労基署と相談してOKもらった」とか言ってるらしい
ですが、こんな不利益変更許す労基署あるんでしょうか?
(おそらくウソ言ってると思いますが)

もう一つの要因

リサーチしているうちに、わかったこととして、
この事件がある前に、社員の募集をかけていたようで、
途中も、A子さんはがんばってずっとパートで働いていたのですが、
社員が入っては辞めてという状態で、またもう一人のアルバイトが別のパワハラでやめたりと
していたようですが、ようやく社員2人(30代、20代)新しく追加し定着してきたようです。

 

ただ、実際、業務は社員2名、パート1名も必要な業務量はないらしく、
そこで、社長は、パートのA子さんが余剰人員とみなして
いろいろと圧力をかけていった(現在もかけている)ようです。

この会社の問題点

1、事務・管理部門に社長の下に管理職的な人が不在であること。

2、社長自身の監督不行き届が問われていない(責任を取っていない)

この場合、社長が管理部門を管理できておらず、その結果、
社員・パートに業務を任せたり、一任している状態にもかかわらず、
業務上でミスをした場合に、(時には、始末書を書かせたり)
責任だけをミスした人間になすりつけている。

このケースだと、社長自身についても、監督不行き届が問われるはずで
本来なら、(こんなことで始末書を書かせるくらいなら)
減俸とかの処分があってもおかしくないケースであるが、
管理監督責任者として一切責任を取っていない
(いわゆる、トカゲのしっぽ切り)

そもそも、このレベルで始末書を書かせるというのが、
私自身理解できない部分でもあります。

3、社長自身の労務(労基法をはじめとして)の無知

社労士も雇っておらず、完全に「おれが法律だ」状態になっている

パワハラ被害の相談

こういったパワハラ的な相談の場合には、

近くの労基署に行く
総合労務相談センターへ相談する
・労働組合(ユニオン)に相談する
・社労士に相談する
・弁護士に相談する
 専門家に相談するときは、できるだけ無料(初回)の相談所にしましょう。

今回は、近日中に総合労務相談センターに行き、詳細をお話してくる予定です。
また、進展があれば後日語りたいと思います。

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くろやなぎ

くろやなぎ

代表よかよかライフサポート
山形生まれ、仙台、横浜、和歌山、熊本、東京育ちで現在川崎市中原区在住 今では川崎フロンターレ愛にあふれ、どっぷりはまる。 「よかよか」は九州熊本の方言から。 「みなさんのお金の悩みを解決したい!!」 「夫婦生活をハッピーに」 を合言葉に現在奮闘中
くろやなぎ

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