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貴乃花親方引退問題

はじめに

先日、貴乃花親方が引退するというショッキングなニュースが報道されました。
貴乃花といえば、実はわたくしと同じ年齢でもあり、親近感がありました。

10代のころから活躍していたすごい力士で、一番印象に残っているのは、
右膝半月板損傷のけがを負いながら優勝したときの名場面で
(それが現役最後の優勝となりましたが)
小泉首相の「痛みに耐えてよく頑張った!感動した!おめでとう!!」
というのは、後世に語り継がれるほどの大一番でした。

結局は「コミュケーション不足」

会見とかお話を聞いていると、結局のところ
「協会や他の親方とのコミュニケーション不足」
なのではと思います。

会社に例えるとわかりやすいと思います。
最初のころの昇進(係長とか課長くらいまで)は
仕事ができる人はその働きが認められれば昇進していく場合が多いです。

課長は「中間管理職」位置であり、特に中小企業では管理職でもあり、実務も率先してやる
「プレイイングマネージャー」の立場であることも多いです。

ただ、そこから昇進していく場合は、勢いで部長となる場合もあるかと思いますが、
部長までいくと、社長(トップ)により近い立場となるので、
トップの意向に沿う人が重要視されます。
(すべてがそうとは限りませんが、そういった傾向が多いと思います)

まとめ

今回の件を当てはめて考えると、
たとえ、能力が高い人であっても、組織にいる以上従わなければならず、
もし、改革したいのであれば、きちんとしたプランをもって、
会社や上司とのコミュケーションを密にしていけば、
結果が違ったのではないかと考えます。

心理的にも、自分の正当性を主張しすぎて、頑な態度をとっていったことで
どんどん自分でも組織の内部に不満がたまっていく状態へと悪循環に
陥ったのではないでしょうか?

また、お弟子さんの引継ぎに関しても、
引退届を提出する前に話し合っておらず、
引継先の親方も初めて知ったと困惑していました。
(以前に何度か飲み会等で「自分に何かあったら頼みます」
というのはあったようですが)
自分に近い人にもコミュニケーションをとっていないのも気になる点ではあります。

つまりこの事例は「会社・上司とのコミュニケーションエラー」での退職話によく似た
話だと私個人的には感じました。
(自分も昔はそうだったのかな、と今更ながら胸に手を当てて考える話でもありました)

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くろやなぎ

代表よかよかライフサポート
山形生まれ、仙台、横浜、和歌山、熊本、東京育ちで現在川崎市中原区在住 今では川崎フロンターレ愛にあふれ、どっぷりはまる。 「よかよか」は九州熊本の方言から。 「みなさんのお金の悩みを解決したい!!」 「夫婦生活をハッピーに」 を合言葉に現在奮闘中

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