今月から、定期的に普段の生活から感じている疑問や
知っているようで知らなった目からうろこ的なお話をしていければと思います。
第1回 卵の大きさと価格の関係
卵のサイズの違い
スーパーで売られている『卵』にサイズがあるのはみなさんご存知の通りだと思います。
そこでですが、売られているたまごの大きさ(S・M・Lなど)の違いってわかりますか?
卵のサイズは重量で分類されています。
この重量というのが、実は鶏さんの年齢の差によって決まるのです。
なぜ鶏の年齢差でたまごのサイズが変わるのか?といいますと
鶏は成長するに連れて、卵管が大きくなっていきます。
なので、それにあわせて産むことができる卵のサイズも大きくなるのです。
目安で言いますと、最初に卵を産み始めて約2~4週間くらいはSサイズらしいです。
それからだいたい2か月くらい経つとMサイズの卵が産まれるようでして、
1年くらいまではMサイズを産むそうです。
(実はこの時が、栄養価や殻の硬さもバランスが取れていて、「卵の黄金期」ともいうそうです)
そして、1年以上たつと、Lサイズの卵が産まれるようになるそうです。
黄身の大きさは変わらない
ちなみに多くの方が勘違いしていると思いますが、
たまごのサイズが大きくても「黄身」の大きさは変わりません。
何が変わるかというと、白身の量が変わります。
よって、卵のサイズは料理によって使い分けるのがいいと思います。
目玉焼きくらいなら、Sサイズの卵で十分でしょう。
一方、オムレツとか親子丼みたいに卵がいくつも必要な料理は、Lサイズ以上の卵のほうがいいと思います。
このように、料理によって、卵の大きさを変えていくだけでも食費代をうまく節約することができるでしょう。
ちなみに、地域によってどちらが人気があるかが違うらしく、
西日本ではLサイズが人気。一方東日本ではMサイズが人気らしいです。
たしかに、私の住む川崎市では、大きいLサイズより、Mサイズの卵が売り場でよく見かけます。
食文化の違いからくるのでしょうか?面白いですね。
もう一つのプラス豆知識
卵のコルステロールについての勘違い
これまで卵を食べすぎるとコルステロール値が上がるので食べすぎてはいけないものと考えられてきましたが、
最新の医学会の研究発表では、
「卵は何個食べてもコレステロール値は上がらない」
というのが新常識のようです。
卵は栄養価も高く、肉や魚に比べ安価ですので、これからは積極的に食べていただきたいと思います。

くろやなぎ

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