社会保険労務士になる前にあったお話
私が社会保険労務士を目指しているときに、私がいろんな人に「社労士目指してます」宣言をしていたこともあってか、友人知人経由で「実は○○で困ってます」という労務相談を受けたことがいくつかありました。
いわゆるこれらの相談コンサルは3号業務であり問題ないということで勉強ということで引き受けたことがありました。
実は合計で3件くらい受けたのですがそのうちの一つで特に印象に今でも残っている出来事で
(詳しい内容はプライバシーや秘密保護の観点から言えない部分もあるのですが)
当該会社に連絡した時に
「うちではわからないので全部担当の社労士さんに任せてますので、そちらに連絡してください」
と言われ、担当の社労士に連絡したところ、
「うちでは決めかねますので、会社に聞いてください」
とたらい回し状態。
それはなんだか責任逃れをしているみたいですごく心証が悪い印象を受けました。
他の事例も含めてすべてに共通して言えることが、会社や担当している社労士の対応に対する「誠実性」のなさでした。
明らかにこの方は知識がないなあと思った社労士の先生もおられ、それならば、分からないなら分からないなりに「後で調べて折り返します」という感じで
正直に「勉強不足でわからないです」と言えばいいのにと思いました。
(プライドも持って仕事をすることは大事ですが、プライドが邪魔をして誠実性に欠く行為は本末転倒だと思います)
そういった経験もあり、晴れて社労士になった現在、これだけは宣言したいのは
『誠実で丁寧に対応する』これだけは心に誓って今後も業務に全力であたらせていただければと思います。