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Release: 2022/08/31 Update: 2022/10/05

2022(令和4年度)社労士試験の総評(択一式)

択一式

本日は、択一式の総評を行いたいと思います。
はじめに解答した感想ですが、ぶっちゃけ言ってしまいますが、
(1年のブランクがあるにもかかわらず)昨年より得点取れてしまいました。
(ただ、本試験会場で緊張感の中で受験するのと、事務所や自宅でゆったりしながら回答するのでは環境も違うので何とも言えません)
ただ、問題に関しては、昨年よりはやや解きやすい問題が多かったのではないのかなと感じました。
そう考えると、本試験ではいかにいつもの実力を出し切るかというメンタルの部分が大切なんだなあと改めて実感しました。特に択一式は(午前の選択式80分の後に)午後に210分と長丁場ですので脳に疲労もたまります。
(受験生時代も冷静になれば正解できるのに、なんでこっちの間違った回答をしたのだろうということもありました)

 

<労基・安衛> 合計で6点は確保したい

最初の問1・2で落ち着いて正解できたかがカギになるでしょう。
ここで勢いがついていれば、他の問題も明らかに正解ではないものを外す消去法等を使い
労基は7点中5点は確保したいところ。
安衛は問10はやさしいので最低でも1点はゲットしたい

 

<労災・徴収> 合計で6点取れていればOK

労災は難しい問題と易しい問題が極端だった。
問4個数問題は業務災害の事例問題でしたが、丁寧に読むとすべて業務災害になるのはきちんと考え方を理解して学習できている方は意外と正解者が多そう。
労災4点は最低限、5点は取りたい
徴収(労災)は2点は取れそうな内容
徴収法は得点源にしている受験生も多いので、差が出やすいかも。

 

<雇用・徴収> 得点しやすい問題多いので7点以上ほしい

雇用は得点しやすい基本的な問題が多い実感がありました。
5点~6点は得点したいところ
徴収(雇用)も2点はゲットできる問題

 

<一般常識> 5点は最低限、6点以上取れる問題

ここが受験生にとって一番の鬼門と呼べる一般常識
守りの科目というくらいなので、基準点ライン4点は例年であれば最低とりたいと
言われますが、今年は後半の社一が意外と取りやすい問題が多かったのではないでしょうか?
基本的な事項を押さえていれば、5点中4点くらいは取れた問題な実感があります。
最低限3点は取りたい。

一方、労一ですが、問1・2の統計問題は正解が誤りとわかりやすい問題だったので
最低でもどちらか1点、あとは問4・5の法規でどちらか1点で労一は2点は死守したい。

 

<健保> 最低限6点、目標7点

健保に関しては、例年並みのレベル感だと思いました。
最低でも6点、目標は7点といったところでしょうか。

 

<厚年> 8点以上可能

正解肢が明らかにこれだという問題が多く、解きやすい問題だった思います。
社労士試験は、「年金(厚年・国年)科目を制する者は社労士試験を制する」
と言われる試験であり、重要度が高いですが、きちんと学習されている方は
8点以上は可能だと思いました。

 

<国年> 6点は確保したい

厚生年金よりは簡単ではなかったですが、
最初の問1・2は意外と難しかったのでは?
特に問2の過料とか罰金はここまで丁寧に押さえている人は少ないと思うのでできなくてもOKかと。
全体のレベル的には6点は最低限とっておきたい。

 

総評

全体の問題のレベル感ですが、昨年よりも実感的にきちんと学習できている方には得点しやすい問題が多かったのではないかと思います。
昨年は合格ラインが45点でしたが、昨年と同じ45点か、もしくは昨年より高い46点もあるのかなと思いました。

 

択一式よかよか合格ライン予想 45点 もしかしたら46点もあるかな?

 

最後に

合格ラインに達している方へ

まずはホッと一息されているかと思います。これまでの努力が実になったといえるでしょう。

ごくまれに、マークミスもあるから万が一あるからわからないからといって、合格発表まで受験勉強する人がおられますが、それだけはやめた方がいいです。
そんな無駄な時間やお金などを費やすのならば、合格後のビジョンを描く準備をほんの少しでもいいのでしてほしいのです。
独立開業目指すのか、それとも勤務社労士として活動をする。あるいは、現在増えています「副業」社労士という形態をとるのか。それは、ひとりひとりのこれまでの人生や経験などによっても千差万別だと思います。
「自分が社労士になったらどうしたいのか?」

社労士試験の合格は「ゴール」ではありません。むしろどう社労士という資格を生かして今後活動していくかの「スタート」です。

今年は特に発表が10月5日と早くなっているので、万が一落ちたら・・・という発想は合格発表があってからで遅くはないです。

 

もし、合格後のビジョンに迷われている方がいましたら、お気軽にご相談ください。

 

 

残念ながら来年も再挑戦を目指す方へ

もし、何年も伸び悩んでいる方がいましたら、思い切って学習法を変えるのも手かもしれません。
例えば、これまで資格の学校でA学校に行っていたとすれば、B学校にするというのも一つです。

先生が変わったり、学校が変わったりすると、またこれまでとは違った角度からの学習をすることで、新たな発見をすることも多いので、おススメします。

 

私自身、最初はTACさんで学習し、そのあとiDE社労士塾さんに変えて激的に実力が伸びて選択式であと一歩のところが続き、来年こそはと思ったら、コロナが影響して廃校になり途方にくれましたが、最後にLECさんで捲土重来を期して、翌年1年で合格することができました。
おそらく、どの学校にするか順番とかが重要ではなく、逆に私とは別の学校で伸び悩んでいて、最後にTACで合格したという方もおられると思います。
そういった目先を変えるといった意味では「変化」というのはとても有効な手段ではないかと思いまして、アドバイスとして書かせていただきました。

 

私のおすすめ方法の学習法

選択式で毎年涙を飲んでいるにおすすめなのが、「毎日全教科選択式1問を解く」です。
最後の1年は毎日欠かさずやってました。朝起きたら必ずやると決めていました。
回答する時間は、朝食中でもいいですし、朝の通勤時間でもいいと思います。

毎日目を通すという作業は、ブランクを作らないですし、実力の維持or向上に効果絶大だったと思います。
選択式で自信がつくと、択一式も自信がつきます。
なので、択一式に関しても、毎日全教科、最初は1問1答10枝くらい(科目によって調整)でOKなので、毎日こなしてください。
(毎日こなせる量を設定することが重要) こちらもコツコツパワーで途中から効果がすごく実感できるはずです。
(年金は毎日10問理想)

 

 

ごくまれに、選択式は合格点取れるが、択一式で合格点が取れないという方がいますが、だいたい十中八九「単なる勉強不足」だとおもいます。
そういう方は択一式の問題演習に励んでください。
そしてできなかった問題は教科書に戻ってフィードバックしてください

 

本年度は以上となります。

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